ようこそ。
ジャパンナイトへ。
九州地区協議会です。


本日お配りする折り鶴は、日本各地の日本人が平和を祈って折り、長崎の原爆資料館に寄贈された特別な折り鶴です。
最後の核被爆地"長崎"から持ってきました。

日本での平和の象徴
折り鶴とは?
A symbol of peace in Japan: what is anOrigami Crane?

1945年8月6日に広島に投下された原子爆弾により被爆した佐々木禎子さん(当時2歳)は、10年後の小学6年生の時に白血病と診断されました。病院で治療を受ける中で、禎子さんは「鶴を千羽折れば病気が治る」という言い伝えを信じ、薬の包み紙などを使ってひたすら折り鶴を折り続けました。しかし、回復することなく、1955年10月25日に12歳で亡くなりました。禎子さんが折った鶴は、約1,300羽に及んだと言われています。
佐々木禎子さんの物語が最も大きな影響を与え、千羽鶴は核兵器の廃絶と世界恒久平和の象徴として世界中に広まりました。特に広島や長崎の平和記念施設には、国内外から多くの千羽鶴が捧げられています。これは、戦争の悲惨さを忘れず、二度と繰り返さないという強いメッセージを伝えるものです。このように、千羽鶴は単なる折り紙の数ではなく、人々の深い願いや思い、そして平和への強いメッセージが込められた、文化的なシンボルとして日本だけでなく世界中で認識されています。

九州の紹介
Introduction to Kyushu
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福岡県Fukuoka Prefecture
九州の玄関口として発展する地域で、豊かな食文化と自然、利便性を兼ね備えた魅力あふれるエリアです。
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大分県Oita Prefecture
全国有数の温泉地として知られ、自然美と共に心身を癒やす場として親しまれております。
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長崎県Nagasaki Prefecture
異国情緒あふれる街並みと歴史遺産が魅力で、観光や文化にふれる機会が豊富な地域です。
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佐賀県Saga Prefecture
豊かな自然と歴史が息づく地域で、有田焼や温泉など文化と癒しが魅力の県です。
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熊本県Kumamoto Prefecture
雄大な阿蘇山や熊本城を有し、自然と歴史、そして食文化の豊かさが調和する地域です。
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宮崎県Miyazaki Prefecture
暖な気候と神話ゆかりの地として知られ、美しい海岸線や豊かな自然が広がる県です。
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鹿児島県Kagoshima Prefecture
桜島を象徴とし、自然・温泉・歴史に恵まれた、南国情緒あふれる魅力的な地域です。
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沖縄県Okinawa Prefecture
独自の文化と美しい海に恵まれた南国の楽園で、多くの人々に愛される観光地です。

九州にある
戦争と平和についての
情報発信スポット
A Kyushu information spot about war and peace
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長崎原爆資料館
長崎県長崎市平野町7-8
長崎原爆資料館は、1945年8月9日に長崎に投下された原子爆弾の悲劇を後世に伝え、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願うための重要な施設です。観光客の方々が、原爆の恐ろしさ、そして平和の尊さを肌で感じられるよう、工夫された展示がされています。長崎原爆資料館は、時間軸に沿って、原爆投下前、投下直後、そして核兵器廃絶への道のりという流れで展示されており、物語のように理解を深めることができます。
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知覧特攻平和会館
鹿児島県南九州市知覧町郡17881
知覧特攻平和会館は、鹿児島県南九州市にある、第二次世界大戦末期に「特攻」という形で命を落とした陸軍特別攻撃隊員の遺品や資料を展示する施設です。観光客の方々が、戦争の悲惨さ、そして平和と命の尊さを深く考えるきっかけとなる場所として、非常に重要な役割を担っています。この会館は、かつて陸軍の航空基地があった場所に建てられており、沖縄戦において多くの特攻隊員がここから出撃しました。会館の目的は、特攻隊員の壮絶な死と、その背景にあった時代、そして彼らが残した思いを後世に伝えることで、恒久的な平和への願いを共有することにあります。
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平和の塔(八絋一宇の塔)
宮崎県宮崎市下北方町越ケ迫6146
「平和の塔」という名称を持つ塔はいくつかありますが、特に観光客向けの説明として重要なのは、宮崎県宮崎市にある平和台公園の「平和の塔」でしょう。この塔は、その歴史的背景から、日本の近現代史を深く考える上で非常に意味深い場所となっています。
平和の塔(宮崎県宮崎市・平和台公園内)
宮崎市にある平和の塔は、正式名称を「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)」といい、戦前の1940年(昭和15年)に「紀元2600年記念事業」として建設されました。この塔は、初代天皇とされる神武天皇が即位して2600年を迎えたことを記念すると同時に、「八紘一宇(はっこういちう)」という、世界を一つの家族のようにするという意味合いの言葉を象徴するものでした。現在は、平和台公園の中心として、市民の憩いの場であると同時に、戦争の歴史と平和について考える場所として位置づけられています。 -
ムッチャン平和像
大分県大分市牧8-4
「ムッチャン平和像」は、大分県大分市の平和市民公園 ワンパク広場内に設置されている平和像です。この像には、戦争の悲惨さと平和への願いが込められた、心温まる、そして切ない物語があります。この平和像は、第二次世界大戦末期に実際に存在した**「ムッちゃん」という一人の少女**を追悼し、恒久平和を願って建立されました。
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熊本平和祈念之碑
熊本県熊本市中央区水道町500-3
「熊本平和祈念之碑」は、熊本市中央区水道町の白川右岸緑地に建立されています。この碑は、第二次世界大戦中の熊本大空襲の犠牲者を追悼し、恒久平和を願うために建てられたものです。この碑は、1980年(昭和55年)4月27日にライオンズクラブ国際協会337-D地区年次大会によって建立されました。熊本市は、1944年(昭和19年)11月21日以来数回の空襲を受け、特に1945年(昭和20年)7月1日から2日未明にかけてのB29による焼夷弾攻撃、そして8月10日などの空襲により甚大な被害を受けました。市内の約3分の1が焼失し、多くの人命が失われました。この碑は、これらの戦災の悲惨さを忘れず、二度と戦争を繰り返さないという強い決意を示すものです。
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太刀洗平和記念会館
福岡県朝倉郡筑前町高田2561-1
太刀洗平和記念館は、福岡県朝倉郡筑前町に位置し、かつて旧日本陸軍の太刀洗飛行場があった場所に建てられた記念館です。この飛行場は、第二次世界大戦中、特に特攻作戦において重要な拠点の一つであり、多くの若き特攻隊員がここから飛び立っていきました。この記念館は、戦争の悲惨さ、特攻隊員の無念、そして平和の尊さを後世に伝えるための重要な役割を担っています。この記念館は、戦争の歴史、特に特攻作戦の実情と、それに伴う人々の苦しみを伝えることに重点を置いています。単に事実を羅列するだけでなく、当時の人々の感情や思いに触れることができるような展示が特徴です。
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平和のまちミュージアム
福岡県北九州市小倉北区城内4番10号
「平和のまちミュージアム」は、北九州市平和のまちミュージアムを指します。福岡県北九州市小倉北区にあるこの施設は、戦後80年近くが経過し、戦争の記憶の風化が懸念される中で、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを考える機会を提供するために開設されました。このミュージアムは、北九州市が経験した戦争の歴史、特に八幡大空襲などの悲劇に焦点を当て、戦時下の市民の暮らしや、そこから立ち上がって復興を果たした“まち”の姿を伝える展示施設です。未来へ向けて平和の重要性を訴えかけることを目的としています。
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長崎平和公園
長崎県長崎市松山町9
長崎平和公園は、長崎原爆落下中心地に近い場所に位置し、原爆犠牲者の冥福を祈り、世界の恒久平和を願うために造られた公園です。観光客にとって、長崎の原爆の悲劇と平和への願いを深く理解するための重要な場所であり、多くの見どころがあります。この公園は、単なる美しい公園としてだけでなく、原爆の悲惨さを伝え、平和へのメッセージを発信する場所としての役割を担っています。
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鹿屋航空基地資料館
鹿児島県鹿屋市西原3丁目11-2
鹿屋航空基地資料館は、鹿児島県鹿屋市にある海上自衛隊鹿屋航空基地内にある資料館です。ここは、第二次世界大戦末期に、陸軍の知覧と並び、海軍の特攻作戦の主要な拠点の一つであった歴史を持つ場所です。特攻作戦の実相や、海上自衛隊の歴史と活動を学ぶことができる貴重な施設となっています。この資料館は、戦争の悲劇を伝えるとともに、戦後の日本の平和を守る海上自衛隊の役割についても紹介しています。

わたしたちは、
戦争も核兵器もない
「平和な世界の実現」を
求めます。
わたしたちは、一日も早い核兵器の廃絶を求めます。
わたしたちは、世界中の人々が平和な生活ができるよう求めます。
わたしたちは、戦争のない平和な世界の実現へ向けて、国連の一層の努力を求めます。