宮崎県

日本のひなた宮崎県
「日本のひなた」というキャッチフレーズのとおり、一年を通じて温暖な気候である宮崎県。降水量も九州一で、バランスのよい気候が緑豊かな自然を形成しています。太陽が降り注ぐ白いビーチ、花咲き誇る庭園、歴史に名を遺した旧跡眠る世界遺産など観光資源も豊富で、温泉やアウトドアなど魅力に溢れています。

食の宝庫
全国和牛能力共進会で連続日本一を獲得した宮崎牛はもちろん、豚や鶏のブランド肉は高い評価をいただいています。豊富な太陽の光を浴びて育ったピーマンやキュウリ、トマトなど、美味しい野菜も沢山収穫されており、果樹栽培では、完熟マンゴーや完熟キンカン、日向夏など、その美味しさは全国から注目の的です。

日向国(ひむかのくに)
今から1300年ほど前、宮崎県を含む南九州の地域を日向国と呼んだ時期がありました。 702年には薩摩国が独立し、さらに713年には大隅国が分立して、ほぼ現在の宮崎県の範囲が日向国と定められました。その日向国は、江戸時代に豊臣秀吉の国割を継承した小藩分立となり、1871年の廃藩置県を経て1883年に現在の宮崎県になりました。

夜通し舞う伝統の神事
県内各地にさまざまな神楽(かぐら)が受け継がれています。その中でも特に高千穂町に伝わる夜神楽(よかぐら)が有名です。夜神楽とは、里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、夜を徹して三十三番の神楽を奉納する、昔から受け継がれてきた神事です。