佐賀県

佐賀県は都道府県魅力度ランキング2022で初の最下位となりました。しかし、それは佐賀の魅力が全国に伝わっていないだけで歴史や、文化、多くのプロスポーツチーム、魅力ある温泉地、そして多くの自然あります。訪れた者にしか知ることの出来ない、唯一の思い出を作る場所。それが佐賀です。

有田焼は国内初の磁器として創業400年を超え、国内はもちろん世界中にファンを持ちます。陶祖　李参平や柿右衛門などが有名ですがそれ以外にも多くの窯があり、街全体が芸術作品のようにも思えます。ICOMOSの20世紀遺産に「有田の文化的景観」が選出され、買い物しつつ景観を楽しめます。

佐賀県には吉野ヶ里遺跡があり弥生時代全時期の多数の住居跡、3,000基を超えるかめ棺墓、弥生時代中期の王の墓と考えられる墳丘墓などが発掘されています。中国の史書『魏志倭人伝』に記された邪馬台国の姿を彷彿させるとして大きな話題となりました。

温泉、茶、焼物。３つの歴史的伝統文化が共存する嬉野。1300年前から湧出する嬉野温泉、500年前から栽培がはじまった嬉野茶、400年の歴史を誇る肥前吉田焼。日本の地方都市において、これら３つの歴史的伝統文化が共存する場所は、佐賀県嬉野のほかにない。